ねんきん特別便とは?ねんきん定期便とどう違う?

ねんきん定期便

 

 

おさらいですが、「ねんきん特別便」に記載されている加入記録一覧というのは、社会保険庁が把握している記録ということです。記録漏れの可能性は誰にでも少なからずあるので、ねんきん特別便が送られて来たわけです。従って、おざなりにすることなく、必ず記載内容を確認してください。

 

 

このねんきん特別便の発送については、2008年10月30日で終了となっているのですが、その後でも、受け取っていない人も少なからずいると推測され、社会保険庁では、政府広報などを通じ、まだ受け取っていない人に最寄りの社会保険事務所に問い合わせるよう促しています。

 

 

さて次は「ねんきん定期便」です。社会保険庁が2009年4月から実施したこれは定期的な通知書です。公的年金の保険料納付実績、将来受給できる年金額の見込みなどの年金個人情報を、国民年金や厚生年金保険の被保険者に郵便で発送しています。

 

 

2010年からは社会保険庁が廃止になり、「ねんきん定期便」を含む同庁業務は日本年金機構に引き継がれています。当初は2008年4月から実施する予定でしたが、「ねんきん特別便」の作業の影響で遅れ、発送が1年先送りされて2009年4月からとなりました。

 

 

「ねんきん定期便」はその名の通りに、定期的に繰り返し年金受給者になるまで発送されます。