ねんきん特別便とは?ねんきん定期便とどう違う?

別の性格の便

 

 

封筒の色が黄色の場合は、灰色の場合と同様に、正式にはねんきん特別便ではありません。これは、社会保険庁が保有する加入記録と住民基本台帳とで名寄せを行って、記録統合に結びつく可能性のある記録が見つかった人に送付され、ねんきん特別便とは別に送付された、年金加入記録の確認のお知らせです。

 

 

何らかの理由で未だ基礎年金番号を持っていない人、社会保険庁で基礎年金番号や住所を把握出来ていない人に対しても、このお知らせ便が届いているはずです。
ねんきん特別便とは全く違うシステムで作成されているので、ねんきん特別便と重複して届く可能性がありました。

 

 

封筒の色がオレンジ色の場合は、58歳になった人に対して送られています。これは正確には「ねんきん定期便」なのですが、送付の趣旨や内容物は、ねんきん特別便と同じものになっています。

 

 

こうした「ねんきん特別便」が、ある期間に郵便で送付されなかった人もいます。それは、基礎年金番号の付番に関するトラブルが生じている人、社会保険庁が把握している住所が違っている人ということになるので、社会保険事務所に問い合わせる必要があります。

 

 

いずれにしても、社会保険庁による記録修正、確認完了に至らなければならないわけで、ねんきん特別便の記載内容に訂正の必要が無い場合でも、本人または代理人から確認結果について必要事項を記入のうえで同封された返送用封筒で回答票を返送しなければなりません。郵便料の負担はありませんが、社会保険事務所の窓口でも受付可能です。