ねんきん特別便とは?ねんきん定期便とどう違う?

色別の封筒

 

 

前述の通り、送付された封筒の色で、ねんきん特別便の性質がわかります。特に注意したいのは青色の封筒です。

 

 

青色の場合は、社会保険庁が保有する加入記録をコンピュータで名寄せして、記録統合に結びつく可能性がある記録が見つかった人に送付されています。

 

 

2007年12月から2008年3月までに送付されたねんきん特別便で、このねんきん特別便を受け取った人は、年金記録に漏れがある可能性がかなり高いということになります。そのため、注意が必要ということで、回答票を返送しないと回答の督促を受けることもあります。それどころか、もらえる年金額が減ってしまうので大変です。

 

 

封筒の色が緑色の場合は、社会保険庁が保有する加入記録をコンピュータで名寄せして、記録統合に結びつく記録が見つからなかった人に送付されています。
2008年4月から6月までに年金受給者へ送付、2008年6月から2008年10月の間に、受給に年齢が達しない、いわゆる現役と呼ばれる加入者、過去に加入していた人全員へ送られています。

 

 

封筒の色が灰色の場合は、基礎年金番号制度が始まる前に受給者になった人で、基礎年金番号が付与されなかった人に対して送付されています。これはねんきん特別便とは別に送付された、年金加入記録の確認のお知らせです。2008年5月に発送されており、送付の趣旨や内容物については、ねんきん特別便と同じです。ねんきん特別便と重複して届くこともありました。